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その4 「ウェブジェネレータ」構想
ホームページ制作のかたわら、PC教室やプログラム開発で何とか生計を立てながら起業家支援センターで2回目の桜の季節を迎えた2004年。この頃には多くのお客様にホームページは随時更新することが重要だと理解されはじめた。
クレヨンは制作するホームページの日記や新着情報に限っては更新システムを付加して納品していた。が、その目的はあくまでも『おしらせ』程度の文章を部分的に入れ替えることだった。 業者によってはPC上で動作するホームページ制作ソフトを納品することでお客様による更新作業を可能にしようとする動きもあった。これを実現するにはお客様側に、複雑なソフトの操作を習得する能力と、充分な時間が要求された。運用が成功するケースもあったが、その比率があまり高くなかったことは想像に易しい。 田島は理論的に「イージーオーダーWEB」が自動化可能なことと、それがあればお客様がホームページを簡単に更新できることを理解していた。ただそれには、プログラム言語を習得しシステムを開発する時間と費用が不可欠で、当時のクレヨンには、その両方が無かった。 |